◆バーコードソリューションという考え方

YSI-24EZに採用されたバーコードソリューション

バーコードを使って溶接条件設定をする。この新しい考え方を選んでいただくことはお客様にとって将来に渡り数々の大きなメリットの享受をお約束します。ここでは、そのメリットと可能性・将来性について解説していきたいと思います。

溶接条件設定のバーコードソリューションとは

 ヤシマが提案するバーコードを使った溶接条件設定のソリューションの柱は、市販されている車種別の溶接図(ボデー修理書・ボデーマニュアル等)の必要な溶接部位に、予めバーコードを印刷したシールを貼り付け、溶接図を見ながら簡単一発で溶接条件の設定を可能にしたことです。

 また、お買い上げと同時にお渡しします「バーコード活用ブック」には、最新の車種別の溶接条件や、板厚・素材別の溶接条件設定表が掲載されています。

 更に、取り寄せた交換用パネルの溶接部位にバーコードを貼り付けておくなど、使い方次第で楽しく・楽に・早く・確実に溶接条件を行なうことができるツールとしてのバーコード活用を、ヤシマの「バーコードソリューション」と定義しています。

バーコードソリューションのメリット

間違いの撲滅:
溶接図にシールを貼った場合、場所の特定がしやすいイラストを参照しながら条件設定及び溶接作業を行なえるため、設定ミスや溶接場所の間違いを防止できます。

作業スピードの向上:
事前に溶接図やバーコードブックを準備しておけば、機械で煩わしい数値の入力を行なうことなく、バーコードリーダーで読み取れば一発で設定完了。

新車対応の迅速さ:
新車が発売されればヤシマは即座に情報を入手し、それをバーコード化、インターネット等を通じて使用者様が即日活用できます。

追加データの更新は無料:
新車等のデータ更新は無料です。これは、ヤシマで入手した溶接条件情報を単に数値としてバーコード化するだけで、プログラム開発等が不要なためです。これを専用のホームページに掲載しておきますので、使用者様は自由にダウンロードし活用できるのです。

バーコードをカスタマイズ:
作業者様が良く使う溶接条件だけをバーコード化しておき、クリアファイルなどで溶接機に常備しておけば、準備無しでお好みの条件設定を一発で呼び出せます。

バーコードソリューションという考え方にどれだけのメリットがあるか、他のソリューションと比較する形で検証してみましょう。


一部欧米の溶接機メーカーで溶接機自体のパネルコンピューターにソフトを入れて、メーカー別・車種別に呼び出して溶接条件の設定が出来る機能を取り入れているものがあります。一見、非常に先進で魅力ある機能であり、触手が動くでしょう。しかし、実情はどうでしょうか?
  • これらのソフトを開発・プログラミングし、更にデータ更新をするには莫大な費用が発生します。これは自動車メーカー様や溶接機メーカーが負担するものではなく、必ずエンドユーザー様が負担させられているということを忘れてはなりません。
  • 自動車メーカー様の中でも、溶接機メーカーへデータ等を開示している自動車メーカー様はほんの一部であり、その機能を活かして設定できる車種は非常に少ないのが実情で、今後増える見込みも保証の限りではありません。
  • 新型車の対応として、自動車メーカーからの情報開示があったとしても、それを溶接機メーカーはプログラミングし、デリバリー(配信)し、使用者にインストールしてもらわなくてはなりませんので、時間と手間がかかります。
  • パネルコンピューターでの設定は意外と手間と時間がかかります。目的の溶接条件を導き出すのに、メーカー・車種・年式・部位等、何度も操作をしなくてはなりません。

これらの問題点をこのバーコードソリューションは見事なまでに解決しております。

また、その他溶接機の条件設定方法もあまり効果的なソリューションを提案できていない中、今後のスポット溶接機における品質管理の本命として普及を目指すものです。

将来性と可能性について

 新車対応の迅速性やランニングコスト不要というこのシステムは、長きに渡りオーナー様に満足感を与えることでしょう。
 更に万が一、溶接機メーカーがデータ供給のサービスを停止した場合、プログラミングが必要な機械であればデータの供給も終了してしまいます。しかし、このシステムは市販のバーコード作成ソフト等があれば、誰でも溶接条件をバーコード化することが出来ます。
 バーコード自体の発展性として、より多くの情報を読み取ることができる二次元バーコード(QRコード)を活用すれば、より多くの溶接条件(波形等のコントロール)の設定が出来たり、弊社のVer.3プログラムのような、溶接結果をパソコンで編集し「溶接施工管理証明書」等を発行できる機械で、顧客管理等の煩わしい入力作業を省くことが出来たりと、条件設定以外の活用方法も期待できます。

当然、これらはバージョンアッププログラム(有償)にて改良することも可能になる予定です。

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