メーカーのスポット

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マメ知識 (2) 自動車メーカーのスポット溶接はなぜ美しいか
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raji.jpg自動車メーカーのラインで施工されたスポット溶接を見ると、その滑らかで且つ大きいくぼみに惚れ惚れとさせられます。あまりの美しさに「衝突安全ボディ対応の高出力スポット溶接機を導入したのに結局はメーカースポットのような美しいスポット溶接ができない。やっぱり無理なのか」とあきらめている工場もあることでしょう。

それでは一般の鈑金工場でメーカースポットの形状を再現することは本当に不可能なのでしょうか。うれしいことに実は可能なのです。

スポット溶接の品質は、「電流値、加圧力、通電時間」のバランスによって保たれているのですが、この条件を満たしているならば最後の決め手は実はチップの先端形状にあるのです。

自動車メーカーでは大部分のスポット溶接部に「ドームラジアス型」という形状のキャップチップを使っています。このチップ形状こそがあの美しいスポット溶接を可能にしているのです。

つまり溶接条件の適切な設定とドームラジアス型キャップチップの使用で本当は簡単にメーカースポットを再現できるのです。