危険なスパッタ

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マメ知識 (1) 危険なスパッタ
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spata.jpg スポット溶接作業時に飛散する「スパッタ」、パワーの証明のように説明するメーカーさんも一部には存在しますが、これはとんでもない話です。

ナゲット部分の鉄が溶けて飛散しているわけですから、当然ナゲット周りの痩せや、ナゲット内部のブローホール(巣穴)発生の原因となり、重大な強度低下を引き起こす可能性がたかくなります。

ところで、最近発売されているスポット溶接機は自動車ボディの変化に伴い、以前のものと比べると二次側電流値が非常に大きいタイプが主流になっています。

当然、それに伴い溶接ガンの加圧力もパワーアップしなければ「スパッタ」の発生を抑えることはできません。なぜなら、スポット溶接の品質は、「電流値、加圧、通電時間」のバランスによって保たれているからです。

従って、衝突安全ボディ対応の高出力スポット溶接機を導入している工場は、もし「スパッタ」が大量に発生しているようであれば、早急に加圧力、及び通電時間を適正な値にセットする必要があります。